組織の難しさ

年度の変わり目で職場環境、仕事環境の変化に対応するのに忙しくしている方も多いのではないでしょうか。

私もお世話になっているとある企業の「社長と従業員との熱量の違い」を見ていていつも組織の難しさを実感しています。

 

最近では東芝の決算延期の問題が取り沙汰されていますが、昨年2016年は電通の過労自殺問題や2015年には海外に目を向けるとFIFAの汚職事件など、はたまたジャンルは違いますが昨年のSMAP解散など「組織」というものを上手く成り立たせるのは本当に難しいんだなと痛感しています。

 

私が組織を出て独立した理由の1つに仕事ではなくそういった関係性を調整することに疲弊したというのも含まれます。

 

こういった企業の内部問題が何故起こるのかといった根本にある原因を考えるとそれはたぶん相田みつおさんの詩集に出てくる「にんげんだもの」にいきつくのかなと思います。(たぶん意味は違うと思いますが)

 

つまり、同じ会社組織に属していても「人はそれぞれ仕事に対する考え方や目的など全て違う」ということではないかなと思うのです。さらに言えば同じ人だったとしても時期・時代によっては考えやスタンスも変わっていきますよね。

 

企業の中に100人いれば100通りの思惑が入り混じり、それでも1つの目的に向かってみんなで協力しながら進んでいく必要があります。でもやはりどこかで”一本槍・一枚岩”にはやはりなりきれない状態のまま進んでいってしまいます。

 

どこか日本人は「大きい=善」としてしまっていることが多々あると思いますが、こと事業に関しては逆に「大きい=悪」の方がもしかしたら当てはまることが多いんじゃないかなと私は思っています。

 

これからますます時代の変化のスピードは上がっていき、そのスピードに対応しきれない企業やサービスは生き残れなくなっていくと思いますので、現状維持は無いんだと心がけ、前進あるのみで私も生きていきたいと思っています。

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