今日の一冊(1)

改めて、ブログって難しいですね。
何を書くのか、誰に書くのか、何のために書くのか。
そこが決まらないとネタに困りますし、継続しにくい。
答えはまだ出ていませんが、今後は、定期的に読んだ本の紹介をしていこうかなと思います。

未来をつくる起業家 vol.2
ケイシー・ウォール 著

日本の起業家の短編自伝のような構成になっており、非常に読みやすく、それでいて重量感がある一冊です。

2015年に発行されたvol.1も読みましたが、vol.2を手にすることができたので、空いた時間を利用し読んでみました。

今年に入り1人で事業をするようになって、サラリーマン時代には経験できなかったことや感情などがあり悩むことが多いのですが、起業家・経営者は皆少なからず悩みや苦労を抱えながらも(まあ、あたりまえですよね)経営しているんだなと改めて思い、自分だけではないなと勇気をもらいました。

特に印象に残ったのはDMM.comグループの創業者&会長の亀山敬司さん。

今回掲載されている方々の中でですが、一番有名で、事業も大きく、手広くされていて稼いでいる方だったので(全社調べたわけではないのでたぶんですが)、どんな人なのか興味がありましたが、読んでみるとあまりにも感覚が一般人と同じというか普通すぎて、欲もそこまで感じられず、驚きました。

正直、「DMM=エロの会社」というイメージを長く持っていましたが、なぜそうなったのかの経緯と現在の状況を知ることができ、改めて亀山さんに興味が湧きました。

自分が老いてきたことによる変化を正直に打ち明ける部分にも器の広さを感じましたし、自分もこうありたいなと思わされる人でした。

気になり、手に取り読んでしまう本は「自分が潜在的に求めていること」が反映されると誰かが言っていましたが、まさに自分に今この本はピッタリだなと感じ、面白かったです。

まだ読んでいない悩み多き事業者様がいらっしゃれば、是非一読いかがでしょうか。

読書の秋ですし。