今日の一冊(9)

みらいの教育
学校現場をブラックからワクワクへ変える
内田良、苫野一徳 著

予想していた内容と少しズレがありました。

教育全般に関してというよりも、学校現場での先生たちがおかれている現状についてといったような内容でした。

ただ、改めて教育とはなんだろうなと考えさせられましたね。

教育とは何のためにあるのか、何を求められているのか。

正直、私の感覚でいうと、学校とういう現場は

「歳を重ねて独り立ちするまでに、親に代わって勉強を教えてくれる大人のいる場所に行き、同じように集まってくる同い年の人達と勉強をしていない時間は遊べる場所。」

ただそれだけです。それ以上でも、以下でもなく。

つまり、学校は子供にとって「全て・絶対」というわけではなく、義務教育ではありますが必ず行かなければならない場所というわけでもなく、生きて行くための力が身に付けられるのであれば、それは家であってもいいわけで、大切なのは場所ではないのかなと思っています。

けして、学校を否定しているわけではなく、勉強をする手段が増えている今、いろんな価値観があっていいのかなと感じます。

義務教育だからとか、偏差値が、テストが、部活動が、教育とはこうあるべきだとか、そんなことは日本という国の、県の、市の、町の、学校の中でのことだけであって、実は世界からみるとそんな大したことではなく、体がある一定のところまで成長する時間を過ごす一つの場所なだけで、

ネットにより世界の距離が縮まり、AIが発展し人の役割が変わっていくこれからを生きていく術を身に付けるには、それこそ答えのない時代であり世界なので、様々な価値観があったほうがいいのかなと感じます。

私自身、教育事業には興味があり、子供の成長に興味があります。

ですが、まだ具体的にどう活動していくかまとまっていないので、いつか完全ではなくても、ある程度形にして動いていきたいなと思います。

答えがないから、面白いですね。

 

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