ペルソナとは?

「ペルソナ」とは、対象顧客が絞り込まれたら、さらにそこから自社の商品やサービスを買ってほしい理想の顧客像を指します。

例えば、年齢や性別、住所や職業のような一般的な属性情報に加えて、どのようなことに興味・関心があるのかや、何に困っているかなど、具体的に深掘りして設計する、いわば顧客プロフィールということになります。

ペルソナを作成するメリット

「ペルソナ」を決めるメリットととして、今後様々なネット集客施策に取り組むことになりますが、例えばブログの記事を書くときや、SNSで情報発信する際に、全てこのペルソナに向けて発信していくようにします。
ペルソナを作成することによって、ネット集客に関わる社内関係者間での認識のブレをなくせるようになるほか、施策の精度が向上するといったメリットを得ることができます。
例えば、メルマガの原稿を書く際に、「何をどのように書いていけばいいのか?」や「この内容で本当に役に立つであろうか?」などと悩むケースがあると思います。
しかし、ペルソナがあらかじめ用意されている場合、メールマガジンの原稿を読む相手がはっきりと想像できる状態にあるので、比較的悩むことなく書く進めることができるなどといった効果が期待できます。

まずは、簡易的にペルソナを作ってみよう

何事にも時間をかけすぎたり完璧を求めずに、とにかくスピーディーに前進していくことが小さな会社や組織には大切です。
ネット集客を進める過程で変更や修正が加わり、徐々にペルソナの精度が向上していきます。よって、最初から完璧に作ろうとする必要はありません。
たとえ完璧にペルソナを作ったとしても、ビジネスを進める過程で徐々に変更や修正は自然に出てくるもので、定期的に見直す必要があります。そのため、理想は半年に1回ぐらいのペースで見直すことをお勧めします。
そして、必ず1つに絞らなければならないということでもありません。
実際にビジネスによっては異なる複数のパターンが存在するケースもあると思います。しかし、ここで注意しておきたいのは、ペルソナがいくつも存在することにより、施策の精度が曖昧になってしまうことです。その点は意識して注意していきましょう。